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7.テレビ東京が不得意とされる分野
7.10.ドラマ

平日昼の帯枠『時代劇アワー』(2008年3月28日終了、9月22日再開)で、主に他系列で放送された権利切れ作品(著作権が制作会社に移行し他系列での再放送が可能となったもの)をベルト放送されていたが、『大江戸捜査網』『喧嘩屋右近』『新春ワイド時代劇』など自社制作作品の再放送が実施されることもあった。

また、伝統的に海外ドラマ洋画の放送が多い局でもある。主な例は『木曜洋画劇場』(ゴールデン帯の2時間枠)・『午後のロードショー』(映画用帯枠)・『ドラマチックチャンネル』・『ランチチャンネル』(以上海外ドラマ用帯枠)などがある。これまではアメリカ製の作品がメインだったが、近年は韓国中国など近隣諸国で制作されたドラマ番組の比率が高まっている。

他の在京キー局に比べて自社制作のドラマ番組が恒常的に少なく、ゴールデン帯からレギュラーのドラマ枠が完全に姿を消した時期(最近では1997年4月 - 12月の約9か月間および2000年10月 - 12月の約3か月間など)もあったが、日本テレビ系列がレギュラーの2時間ドラマ枠を廃止した2007年4月以降、ドラマ番組の本数および放送時間の合計(週当たり)でテレビ東京が日本テレビを上回るようになる。

1981年より正月の恒例特番として『12時間超ワイドドラマ』がスタートしている。毎年1月2日の正午から12時間に渡り自社制作の時代劇番組を一挙放送していたが、2001年より放送開始時刻の14時への変更と10時間番組への規模縮小に伴い番組名も『新世紀ワイド時代劇』に、そして2003年からは『新春ワイド時代劇』となり、現在に至っている。この番組は2001年から系列BSデジタル放送局「BS-JAPAN」でもサイマルキャスト(毎年1月3日)されているが、権利処理上の問題に対応するため、TXN系地上波各局で前年に放送された作品が放送されている(当初は地上波との同時放送を計画していた)。

毎日放送中京テレビと部分的なネットワーク体制を組むことで、不完全ながらも旧東京12チャンネルの番組が三大広域圏をフルカバーできていた1970年代には『女の顔』や『出発進行!』に代表される連続ホームドラマや『大江戸捜査網』『絵島生島』『蛇姫様』(以上時代劇)、『プレイガール』『ハレンチ学園』(以上アダルト系ドラマ)、『純愛山河・愛と誠』(異色学園ドラマ)、『ワン・ツー・アタック』『レッツ・ゴー・ミュンヘン』(以上スポ根系ドラマ)など後発局ゆえのハンデを感じさせない意欲的な作品も登場している。なお、「ハレンチ学園」が記録した最高視聴率32%は現在ドラマ部門で歴代第1位となり、未だに破られていない。

テレビ東京に商号が変更された1981年以降、レギュラーのドラマ番組が時代劇(「大江戸捜査網」など)のみとなった時期もあったが、1986年に1話完結の1時間ドラマシリーズ『女の手記』(→『女の四季』と改題)を開始し、現代劇の放送を再開した。1988年からは1話完結のサスペンスドラマシリーズ『月曜・女のサスペンス』に路線移行。なお、1996年1月-3月には1話完結の『きっと誰かに会うために』も放送されていた。

バブル期には、折からのブームに途中乗車する形でトレンディードラマの制作に進出したこともあった(『クリスマスキス〜イブに逢いましょう』など)が、好結果を収めた先発局のそれとは対照的に、視聴率が振るわず、その試みは短期間で頓挫した。1990年代には小説などを題材とし、映画監督などを監督とした『日本名作ドラマ』シリーズといった意欲作も手掛けている。

がなくなり21:00開始に変更(BS-JAPANでは逆に終了時刻が6分早くなり22:48に)された。結果的に放送時間が旧女と愛とミステリーより6分短縮し、レギュラーの2時間ドラマ番組では最も短い108分枠となった。

2003年頃からは月曜深夜枠で深夜ドラマ枠を新設している(現在休止中)。こちらはいわゆる深夜アニメ感覚で漫画を原作とした作品ばかりである。関東ローカル枠で放送されており、系列局に回ることは少ない。そのためか系列外で放送される場合もある。岡山・香川地区では系列のテレビせとうちで放送された作品は1度もなく、同エリア内他局の西日本放送瀬戸内海放送で放送されている。

2005年10月からは、『スポパラ』後半の1コーナーとして深夜ドラマ枠『ドラマ24』を新設した。

2006年10月からは、ゴールデン帯での放送としては『ハッピー2』以来6年ぶりとなる連続ドラマ(時代劇としては9年ぶり)を金曜20時枠でスタートした。第1作目は青山倫子主演の『逃亡者 おりん』で、当初の設定目標(視聴率12%)を若干下回るも善戦した。当初この枠は「セガサミーシアター」だったが、翌2007年7月から現在の「金曜時代劇」(2008年10月以降は月曜夜7時へ移行して「月曜時代劇」に改題)となって定着している。『水戸黄門』(TBS系)が放送されない期間は在京民放キー局唯一の時代劇枠となる。

2007年4月以降、従来のアニメ番組に替わって連続ドラマ枠が夕方の17:30-18:00の時間帯(月・火・金など。作品は曜日毎に異なる)に追加された。なお、便宜的に「』に衣替えされている。

2007年1112の両日に放送された2夜連続のスペシャルドラマ「李香蘭」(上戸彩主演)は、テレビ東京初のオール海外ロケ作品である。

さらに2008年主演)である。

他の民放キー局とは異なり、撮影が放送日の数か月前とかなり前倒しする形で行われる傾向にある。例えば、ドラマ530の『美味学院』『女子アナ一直線!』に出演したある俳優は自身のブログで「放送当日にクランクアップした」と語っていた。ゆえに、たとえ視聴者からドラマに対する意見・要望が局の公式サイトまたはコールセンターに入ってもそれらを番組に反映させることは難しいようだ。ただし、局の専用掲示板などに「こんなドラマを作って欲しい」とあらかじめリクエストしておけば、「回転率」が早い分アイデアとして次の企画で活用してもらえる可能性はある。

先発系列より「ネット保証金」を低く抑えられる点に加えて、県域独立局や他系列地方局向けに番組販売が行われているので、制作費的に他局の類似番組と同等もしくはそれ以上の作品が放送されることも決して珍しくはない。また、他局がレギュラー枠での放送を打ち切ったジャンル(例:TBSを除く3系列の時代劇、日本テレビの2時間ドラマ)にあえて参入することで廃止された先発枠を視聴していた固定層(主に中高年世代)の獲得にもある程度は成功している。

別項でも指摘されているいわゆる「過去との断絶」は、ドラマ部門においても例外ではなく、局が製作に携わったドラマコンテンツのうち、再放送が実施されているのは2時間サスペンス(『水曜 女と愛とミステリー』→『水曜ミステリー9』)や『新春ワイド時代劇』など現在も継続中となっている番組枠で放送されたナンバーに限られており、ゴールデン帯(日・月曜21時台、水曜20時台など)で過去に放送された連続ドラマ(現代劇)の再放送は現在行われていない。旧『時代劇アワー』に『大江戸捜査網』などが再登場したこともあったが、その頻度は他局系の「権利切れ」作品と比べて明らかに少なかった。

2008年春以降には、地上波番組を系列BSデジタル局でサイマルキャストする際に必要な権利処理手続きの大幅な簡素化およびキー局による系列BSデジタル局の兼営・同一法人化を認めた改正放送法の施行が予定されており、共同制作番組「水曜ミステリー9(BSミステリー)」以外のドラマ枠についてもBS-JAPANでの再送信が実施し易くなる可能性が出て来た(ただし、そのためにはテレビ東京がBS-JAPANを吸収合併する必要がある)。

(出典:Wikipedia)

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